ジャガーXJS V12のご入庫です。
古くはジャガーEタイプのロングノーズショートデッキを受け継ぎ薄いボディーと伸びやかなスタイリングはまさにラグジュアリークーペの代表格!
XJSの後継モデルのXKもステキですが、ネオクラシカルな趣と12気筒を搭載した最後のジャガークーペは今だからこそステキに見えます。
独特な形状のガラスカットレンズのライトです。 | 年式によりテール形状は異なりますが最終型は大型のスモークテールですね。 |
Cピラーとリアウインド形状がたまりません♪ | それにしてもフロントが長いです。 |
サイドウインドも特徴がありますね。 | ジャガーはメッキパーツがとても似合います。 それにしても状態が良いですね~ |
大型のドアはAピラーより先から開きます。 | ボンネット&トランクの閉め方指示ステッカーが貼ってあります。 予断ですがジャガーは繊細な部位が有りますのでしっかり守ることが大切だと思います。 |
ホイールの造形はシンプルでナイス! 16/60タイヤは乗り心地優先ですね。 |
リアショック、サスペンションは片側に2本づつ備わります。 猫足と呼ばれる由縁の一つですね。 対照的にハンドルはラック&ピニオンを採用しているのはダイレクトな乗り味を生かすた為の拘りなんでしょうね。 |
V12気筒のエンジンがルーム内に所狭しとひしめき合っています。 それにしてもシルキーなエンジン音ですね~ |
エンジンフードは前方に倒れこみます。 |
明るいベージュとウッドがゴージャス! | 状態もキレイですね。 |
シートはパイピング&絞り加工が施されています。 コノリーレザーは柔らかくシットリしていますね。 |
リアシートも勿論ゴージャスです。 |
メーター内部までウッドがあしらわれています。
予断ですが正目のような木目ではなく、この様な木目は根っこに近い部分でしか取れず希少価値があるモノです。 |
ZF製のミッションを収める為にセンタートンネルはけっこう太いです。 スイッチ類もコストが掛かっていますね~ 天井の状態も良いですね~ジャガーは308モデルまで天井の作りが2重張りになっていて素材や接着剤の関係で無造作にゴシゴシ拭いたりするとダメージを与えるので注意が必要ですね。 |
お待たせ致しました。 作業準備出来ましたので、まずは洗車からスタート! |
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まずはウインド撥水下地処理を行ないますのでモールにダメージを与えないようにマスキング。 |
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オーナー様とお話したようにドア内やヒンジ部分には極力水が入らないように作業いたします。 マフラーも入りやすい形状ですので水をシャットアウト。 |
タイヤのビート部分のオイルや汚れがリムにこびり付いています。 | もちろんスッキリ(^^) | |
ホイール&タイヤハウスもサックリ洗車では落ちない汚れも落としスッキリキレイに変身です。
洗車、ウインド撥水下地処理、鉄粉除去完了です。 鉄粉は少なめでした。 |
手磨き作業に支障がありますので・・・ | ワイパーは少しの間お引越しさせていただきます。 |
エンブレムもオーナー様にお話したようにいったん外させて頂きました。 理由は以前、歯ブラシなどでゴシゴシしたキズがボディーに付き醜いので除去する為です。 施工店によっては平気で隙間に歯ブラシを使用するところがありますが手間が掛かっても仕上り優先で行ないます。 |
マスキングも完了いたしました。
様々なキズやシミがせっかくの妖艶なボディーカラーから艶感を奪っています。 只今変身中ですのでオーナー様 今しばらくお待ち下さいませ。 |
傷が取れて映りこみもスッキリしてきました。
更に肌調整は続きます。
様々な隙間に入り込んだ汚れも・・・ | サヨウナラ~ | |
ピンストライプに絡んだWAXや以前のコンパウンドも・・・ | スッキリ致します。 | |
メッキモールの継ぎ目の頑固な汚れも・・・ | キレイキレイ。 |
磨き&肌調整、細部清掃も終わり次の工程に進んでおります。
まだ作業は続きますのでオーナー様今しばらくお待ち下さいませ。
ゴム類もスッキリ(^^) |
室内の細かい汚れやレザーもキレイキレイ シートの汚れは少なかったです。 左の画像は下半分がクリーニング済み。 |
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マフラーやタンクも・・・ | 復活です。 |
エンジンルームも気持ちが良くなりました。 | |
発色の良い塗装に磨きがかかり艶感が深まりました。 とても雰囲気のあるお車ですので末永くお大事になさって下さいませ。 今回はご用命ありがとうございました。 |