フェラーリ328GTSのご入庫です。
ディーノ~308の流れをくみ、80年代後半から90年代前半にデリバリーされたV8フェラーリ。
直線的なプレスラインに曲線が見事に融合したデザインはまさにフェラーリマジック。
現行のフェラーリよりも全幅のせいかとてもコンパクトに感じます。
サイドダクトはまるで彫刻刀でくり貫いたような形状ですね。 | このボディーラインがたまりませんね~ |
ウインカー&パッシングライトはテスタロッサに似ていますね。 | ビタローニミラーは当時憧れでした。 |
マフラーは社外に変更されています。 高回転では良い音がするのでしょうね~ |
ドアノブはこの様な形状です。 |
フェラーリホイールはクロモドラ、カンパニヨーロ、BBSetcと時代によってメーカーが変わってきています。 | 内装は明るいタン皮です。 |
スイッチ類の並びがレーシーです。 | GTSは屋根を外したスタイリングが良いですね(^^) |
インナーノブの形状は年式により異なります。 | メーター、ハンドル周りはシンプルでスパルタンな印象です。 ナビ、オーディオは最新のモノがキレイにインストール! |
エンジン後方にトランクスペースがあります。 | フロントはスペアタイヤと電動ファンがこんにちは。 |
作業準備出来ました。 まずは洗車からスタート致しますのでオーナー様今しばらくお待ち下さいませ。 |
アンダーに水抜きがありますのでグリルは外しての施工となります。 内部がかなり汚れているのでまずは洗車でスッキリです。 |
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水を嫌う所はキッチリシャットアウト! ルーフなどの隙間もご安心下さいませ。 |
ホイールの細かい汚れも・・・ | スッキリです。 | |
鉄粉&不純物などはボディーにベッタリでした。 軽く擦るとトラップ粘土は真っ黒です。 |
洗車~ウインド撥水下地処理~鉄粉除去完了です。 ざらついたボディーもツルツルになりました(^^) |
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マスキング完了です。 ボディーの状態を詳しく拝見いたします。 |
左の画像の規則正しくクルクル入ったキズはギアアクションポリッシャー (回転しながら反復運動をするモノ)で出来たバフキズです。 見た目より深いキズのケースが多いので少し厄介です。 基本的な使い方が?のまま道具に頼った磨きは時には取り返しのつかないダメージを与えることになります。 施工した方は一体・・・同業者として悲しいです。 |
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ボディー全体に入った様々なキズやシミが本来の発色を妨げています。 只今ツヤツヤに変身中ですので しばらくお待ち下さいませ。 |
深いキズとピンホールは多少残りますが映りこみ、色合いも良い感じになってきました。
まだまだ作業は続きます。
リトラクタブルライトの中も勿論キレイキレイ! | ||
隙間に入り込んだ頑固な汚れもサヨウナラ。
細かなルーバーやモールも・・・ | 黒々です。 |
手前がクリーニング済みです。 汚れが取れて明るくなりました。 退色やキズは復元できませんが、気持ちがいいですね(^^) |
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レザールーフもコーティングによりツヤツヤ! |
テカテカも・・・ | お引取り願いました。 | |
電動ファン&スペアタイヤも・・・ | 可能な限りスッキリです。 | |
エンジンルーム内のカラーコーションも・・・ | キレイキレイ! | |
ご依頼のタッチアップ&ナンバーボルトをステンにチェンジで完成です。
施工完了です。
ロッソコルサも本来の濃い色合いになったようで、328君が喜んでいるようです(^^)
クリアーなしのソリッドカラーは維持管理が大変ですがどうぞお大事になさって下さいませ。
今回はご用命ありがとうございました。