ジャガーXJR-15のご入庫です。
1990年にレーシングカーとして50台のみ生産されたとてもレアなマシンです。
シルクカットジャガーで有名なXJR-9のシャーシと同じものが採用され
そのデザイン、エンジンユニットはTWRによって作られました。
ボディーはオールカーボンが採用されています。
今回は細かい部分もスッキリ!とのことで、施工です。
特徴的なライトはCカーそのもの!
日本車のテールが流用されているとの事。
ウイング造形もキレイですね~
殆どセンターよりの運転席!
正にキャノピー形状!!
V12エンジンが鎮座します。
キャタライザーは付いていますが
アイドリングでも凄まじいサウンドですね~
シルエットカーそのモノのデザインです。
左右にタンクが備わります。
OZセンターロック。何Jでしょうか?
左右でキャップの色が違いますね~
レーシーです。
チルトカウルはこんな感じで開きます。
室内もオールカーボン。
ドアもカーボンで窓は三角の部分だけ開きます。
コックピットですね。
パッセンじゃーとの会話も聞こえないぐらい
のエンジン音なので、標準でインカムが装備!!
レーシングペダルに、レーシングパターンの
右シフトです。
ドライビングする為の室内空間
こちらがキルスイッチ。
作業準備出来ました。
まずは洗車からスタートします。
水を嫌うところは養生します。
足回りをスッキリ!
洗車完了です。
鉄粉は少なめでした。
メッキがデリケートなのでテープは
直張り致しません。
マスキング完了。
磨きキズオーロラもスッキリ。
線キズもさようなら~
激しいバフキズも除去出来ました。
ブラックブースで細かい状態も
把握できます。
ガサガサもなくなりました。
磨き&肌調整完了です。
オールカーボンボディーはデリケートですが
良い感じで仕上がりました。
細かい部分に入り込んだ
コンパウンドもさようなら~
細かい汚れもキレイキレイ。
下回りマフラーも可能な限りキレイになりました。
シート座面は外してクリーニング。
テカリや汚れも除去出来ました。
保湿剤を塗布して完成です。
各開口部も可能な限りクリーンになりました。
下回りも気持ちが良いです。
全ての工程完了しました。
公道で走行可能な数少ないレーシングカーですね。
ほぼ新車に近い状態の個体に相応しい
艶感を獲れたと思います。
今回もご用命ありがとうございました。