車に本来の艶と輝きを甦らせる、それだけにとどまらないプラスアルファの何かをオーナー様には感じてもらいたい。
それがポリッシュスタジオの想いです。
オーナー様が、“今まで見慣れた車にもかかわらず、外見のリフレッシュ観以上にとてもまぶしく感じる”そんな印象をご納車時にもっていただけたら、これ以上の喜びはありません。
「ポリッシュスタジオの拘りを活かした磨き、そしてその仕上り」
実感して頂ける機会がありましたらとても嬉しく思います。
車を綺麗に維持することに関心のある方でも、「やっぱりガラスコーティングは違うね。」
「お前の出している店のコーティング剤のもちは何年?」という会話があるように、溶剤・WAXなどなど、保護膜の効能こそが車の艶を左右すると思われている節があります。 間違いではありません。
しかしそれ以上に、車の塗装に対して真の美しさを引き出せるのは(艶を甦らせることができるのは)、きちっとした下地処理(洗車・鉄粉除去・磨き)にこそあります。
簡略化していますが、わかりやすく施工の流れを示すと、
①[下地処理]洗車・鉄粉除去・磨き ~ ②[清掃]細部 ~ ③[仕上げ処理]洗車・コーティングとなります。
仮に同じ車種の2台があって、クオリティーの高い磨きを行ってコーティングしたものと、磨かずに(磨き工程をとばして)コーティングしたものとを並べると、仕上がりは全く異なります。どう違うかといえば、きっちりとした磨きを施した車は、新車と並べても、場合によっては新車以上の艶と輝きが出てきます。
見るたびにおお~っと胸の中から声がする感じを覚えるかもしれません。
磨きをしない車は、塗装面のキズやシミはそのままなので、コーティング剤のおかげで表面が一見綺麗に見えますが施工前と劇的な変化は望めません。
年相応とでもいうか、決して新車時の色合い、またはそれ以上の艶と輝きは手に入れられません。
見るたびに思うのは、まあまあ綺麗だねっというくらいの印象でしょうか。
磨きによって本来の艶を出せるのは、塗装についた傷・しみ・汚れなどを取り除くことで、もわもわっとした感じや、くすみがなくなることが最大の要因です。
当然磨くということは塗装を削ることですから、塗装を薄くするわけですが、別ページにもとりあげているように、一回の磨きでは平均2~3ミクロン、市販のコンパウンドなどでごしごしっと磨いたりするほうがよっぽど削れてしまうわけです。
当然この磨く方法は重要です。 仕上がりを大きく分けるポイントで、下手に磨いては塗装を薄くするばかりか余計に磨きキズをつけてしまいます。
磨く際の熱加減によっては塗装を動かしてしまい、めらめらと偏った光り方が出ますしどんなにキズをとりきっても、プレスラインを無視した全身ぬらぬらとした品のない仕上がりになったりと、場合によっては磨かないほうがましということにもなりかねません。
磨きの艶と一言でいっても、全パネルの艶を出すことがその車のデザインコンセプトやロマンを感じさせる仕上りを実現するわけではないと考えます。
それぞれボディライン、カラー、雰囲気をより際立たせる、めりはりのある磨きを表現していきたい。
ここに至っては正しい施工方法で行っているか? 繊細な作業をするにあたり作業環境はどうか?といった作業者の基本的姿勢だけではなく、その上でセンスと拘りをどう表現していくかということになると思います。
またボディーの外観だけをキレイにしてもドアの内部や様々な細部の汚れがそのままだとキレのある美しさをけして手に入れることは出来ません。
大切な方を愛車に迎えるとき、日々運転席に乗り込むとき、洗車をしているとき、・・・そのたびに愛着がさらに増すような・・・そんな仕上りを提供出来れば、そんなことを思いながら作業をしています。
その意味で、私はポリッシュスタジオで仕上げる車が、ほかのどの車でもないオンリーワンの作品を造りあげるように接したい。その工程を、車と語りながら、楽しみつつ作業したい、 オーナー様の熱意や気持ちをしっかり受け止めて納得できる仕上りまで1対1で向き合える、そしてその真剣勝負の緊張感と喜びに身をおける幸せがあってこそ、いい施工ができると私は思っています。
そして何よりも人と人のつながり、車を通じたお客様とのご縁、をもっとも大切に出来ればと考えながら、日々精進している次第です。
最後までお読みいただいてありがとうございます。